食品の分け方の種類はいくつかあって、「6つの基礎食品群」に分けるのが一般的ですが、食品を主な働きで分類する「4つの基礎食品群」もあります。
こちらの「4つの基礎食品群」は、食事療法の現場で使われることが多いです。
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栄養を完全にします。 牛乳、加工乳、スキムミルク、チーズ、ヨーグルト、鶏卵、うずらの卵、ピータンなど。 |
血や肉を作ります。 魚、貝、魚卵、魚の加工品、肉、レバーなどの内臓類、肉の加工品、大豆やいんげんなどの豆類、豆腐や納豆などの豆製品。 |
身体の調子をよくします。 緑黄色野菜(ニンジン、かぼちゃ、ほうれん草、ブロッコリー、さやえんどう、トマトなど)、淡色野菜(きゅうり、白菜、キャベツ、レタス、もやし、ダイコンなど)、しいたけ、わかめ、ひじき、ジャガイモ、さつま芋、りんごなど。 |
力や体温となります。 ごはん、モチ、パン、植物油、マーガリン、マヨネーズ、くるみ、ゴマ、砂糖、はちみつ、ジャム、和・洋菓子、アルコール飲料、味噌など。 |
私は病院の調理師をしていました。
一般食の他、治療食もいろいろと作っていました。
特に糖尿病食には気を遣った記憶があります。
1点(1単位)を80kcalとし、患者さんの症状に合わせて栄養士の指示のもと、食事を提供します。
第1群〜第4群の各食品の中から食品の量が決まるんです。
栄養士でないので、あまりこういうのって詳しくなくて、うまく説明できないんですけど・・・(^_^;)
例えば、1日1600kcalを摂る事にします。
1600kcalは、1点(1単位)を80kcalで考えると、20点(20単位)。
これを第1群〜第4群から、3点:3点:3点:11点という感じで振り分けて摂るんです。
この比率で食事を摂ると、1日に必要なたんぱく質、ミネラル、ビタミン類のほとんどを摂ることができます。