減塩食作りのコツとポイント
高血圧の人の1日の塩分量は6gが理想と言われています。
でも、今まで塩分高めの味の濃い食べ物に慣れていると、なかなか6gって厳しいと思います。
いきなり塩分量を6gにするのではなく、少しずつ薄めの味付けを心がけ、最終的に1日に6~8gの塩分量を摂取するようにしましょう。
例えば、汁物や煮物などを作る時のだし汁。
我が家では、今まで「顆粒風味調味料」を使っていたけど、最近ではちゃんと「天然だし」をとるようにしています。
「顆粒風味調味料」っておいしいけど、ちょっと入れ過ぎたりすると結構塩分が上がっちゃうんですよね。
「天然だし」を濃い目にとることで風味が増し、汁物や煮物などの味付けを薄味にしてもおいしく食べられます。
また、汁物は具材を多くすることで、飲む汁の量が減るので自然と減塩食につながりますね~
⇒ 手軽に簡単!天然だしをとろう~(ブログで公開しています)
減塩食作りのコツ
それから、酸味(レモン・酢)や香り(ゆず・しそなど)、香辛料(唐辛子・こしょう・わさびなど)などを使うことで、塩分少なめの味付けでも、満足の得られるおかずになります。
焼き魚にしょう油をかけないでレモンをたらすとか、和え物などもしょう油を控えめにして香りの物を多めに入れて味付けをするとか。
また、焼き物などは焦げ目をつけると、香ばしさで塩分少なめでもごまかせたりしちゃいますね。
あと、病院で調理をしていた頃、とろみをつけるおかずが多かった記憶があります。
ちょっとうまく説明ができないんだけど…とろみがついていると、味が食材に絡まりやすくなり、舌に味が残りやすいというか。
だから薄味でも濃い味に感じることができるんです。
でも、やっぱり濃い目の味付けに慣れている人には、薄味のおかずはきっと物足りないはず!?
そこで、濃い目の味付けに慣れている人には、いきなりすべてのおかずを薄味にするのではなくて、例えば3品のおかずのうち1品だけを今までの味付け、残り2品を薄味にし、慣れてきたらすべてを薄味にする、、、という風に、少しずつ薄味に慣らすようにするといいと思います。
いくら調理する側が塩分のことを考えて薄味ににしても、できあがったおかずにしょう油や塩をかけてしまったら、減塩食を作った意味がなくなってしまいますからね。
ほんの少しの工夫で、塩分はかなり減らすことが可能です。
いろいろと試してみるといいと思いますよ~(^^)
減塩食作りのポイント
塩分は1日6g~8gを目標に!
できるだけ天然だしを使う!
減塩しょうゆを使う!
かけしょう油より、つけしょう油で食べる!
味付けされたおかずには何もかけない!
汁物は具材を多くする!
酸味(レモン・酢)や香り(ゆず・しそなど)などを使う!
香辛料(唐辛子・こしょう・わさびなど)などを使う!
香味野菜を使う!
とろみをつける!
焼き物などは焦げ目をつける!
麺類のスープは飲まないで残す!